TAKUO HASEGAWA

仏師 / BUDDHA STATUE SCULPTOR

Buddha Statue Sculptor ✖︎ ZEN Monk : Takuo Hasegawa

All Buddhist art are created based on the Buddhist three jewels (三宝),
・Buddha 仏
・Dharma 法
・Sangha 僧
At Mahayana Buddhist guidelines the three dharma marks (三法印),
・All existence are impermanence (諸行無常)
・All phenomena are selflessness (諸法無我)
・Nirvana is tranquility (涅槃寂静)

There are many Buddhist art cultures, Gandhara, Gupta, Tibetan, Theravada, Pure land and so on. And He thinks five characteristics of ZEN Art,
・simple 簡素
・tranquil 静寂
・poverty 質素
・natural 自然
・imperfect 不完全
The Japanese sense of beauty “Wabi-sabi (侘び寂び)” are coming from those characteristics.

His artwork is coming from his Zazen practice and carved out by one piece of wood and made ceramic through dynamic relationship of phenomena between the four elements, earth土, water水, fire火, wind風, based on his understanding of the world existence. He carves to draw nature beauty out of nature and express Buddha's teaching and his compassion.

To carve Buddha is to study yourself.
To carve Buddha is to be selflessness.
To carve Buddha is to meet beauty of nature.
To meet beauty of nature means to be actualized beauty of yourself by the world.

Takuo Hasegawa

Buddha Statue Sculptor ✖︎ ZEN Monk

仏師 / 禅僧  長谷川 琢士 :
現代仏教美術を牽引する仏師の一人であり禅僧。
木芯を込めた総一木彫りを行い、流れ仏を想わせる土による陶芸彫刻による仏像を製作する。

チベット仏教、テーラワーダ仏教、禅、ヨガ、マインドフルネスが普及する海外に於いて、禅僧として仏像を多く手掛ける氏は禅芸術の5つの特徴として
・ 簡素 ・ 静寂 ・ 質素 ・ 自然 ・ 不完全さ をあげ、
人間ゴータマ・ブッダの原初的在り方である、非権力、華美や虚飾、わざとらしさのない姿が禅の芸術的表現に色濃く現れていると説く。


前近代的(神や仏への盲目的な信仰、仏像を仏そのものとして崇め奉る信仰)ではなく、もう一度この現代(ポストモダン)において自己と仏の在り方に向き合い、『仏像とはなんなのか』を問い直す。———
木芯を込めた一木造りにより彫り出されたカミ・ホトケ。
木は単なる人間が使う材料ではなく、生命そのものであり、木々一本一本が持つ色や形、クセやねじれ、傷やヒビは個性であり美しさである。
現代に生きる人間一人一人それぞれの姿や形、心のねじれや傷までもがそのままで美しく成仏する。
いつの世もそうであったように、今ここで生きる人々と共に在るホトケの姿であることを願い制作を続ける。


『ホトケ』 と 『ブッダ』 
「ホト」 ー日本の古語。古事記や日本書紀にて、神々が産まれ出た所。
「ケ」 ー日本民俗文化の主要素「ハレ・ケ・ケガレ」の一。毛・気・褻と表記され、髪の毛、まつ毛、など「ケ」は自分の意思でなく自然と育成するもの、生命力の現れとしてみられてきた。
—— 総じて、『ホトケ』とは、生命が産まれ出る根源を指す。

6世紀、日本へ伝わった大乗仏教では、『ブッダ Buddha (サンスクリット語で「目覚めた人」の意)』は歴史上に現れたゴータマ・ブッダだけに限らず、無数の菩薩・如来たちが存在する。自分の救いだけではなく、誰もが救われる道を説く"一切衆生悉有仏性"の思想を受け、日本の風土と結びつき全ての生きとし生けるものが『ホトケ』と呼ばれる様になった。

ARTWORKS

MOVIE

BIOGRAPHY

TAKUO HASEGAWA

Buddha Statue Sculptor / ZEN Monk

1983, Born in Shizuoka, Japan. His father is carpenter and learned woodworking naturally.
2002, He is a college dropout and then left his native Japan to visit to Afghanistan and set out on a wandering journey around Europe.
2005, He met ZEN Buddhism and Oriental philosophy during his solitary journey extensively around South America and Africa, Middle East, Asia as well as his home country Japan. And began to study and practice Zazen.
2010, He decided to become monk. Knock the door of Soto Zen temple Gyokuden-in(founded by Ian Kishizawa). His master said him “no need to become monk, keep practicing in this social life by Bodhisattva”, and introduced him the way of Buddhist statue sculptor. He became a apprentice of “仏師 Busshi (Japanese Traditional Buddhist sculptor)” Shomyo Fukui.
2013, He moved to Kanazawa city where the hometown of his big influenced by D.T. Suzuki.
2014, Went on an expedition in Tibet, Silk Road, India, Nepal, and Theravada Buddhist countries, for study and trace the source of Buddhism and Buddhist art over 5 years.
2017, Became a member of directors of IDGA(International Desert's Green Association) ,teaching environmental education and planting trees at Gobi-Desert and Ethiopia, as well as Japan.
2022, Received ordination as a monk by Soto Zen master Ryokou Tatsumi. He visit practicing Zen as Unsui(雲水) in Spanish zen temple Shorinji under the Zen master Barbara Kosen, and teaching and introducing Buddhist statue carving and Buddhist art culture to European Zen temple.


He continues to travel to this day, drawing inspiration from various cultures, ideas and all living things, which are borne out of specific climates that are unique to each locality. Through his artwork, he endeavours to realise and express true diversity, harmony and the limitlessness of the world in which we live. His mission is to represent the innate freedom which all things share in common in physical forms of Buddhist sculpture, installation art, live Buddha sculpting performance and restoration of historical sculpture.
And now, He is to make efforts for the improvement of their skill and techniques, and the transmission of tradition to Europe.

長谷川琢士(はせがわたくお)

仏師 / 禅僧

現代仏教美術を牽引する仏師・禅僧。
幼少より大工の父から木工を学ぶ。10代より中東、ヨーロッパ、アフリカ、南米、アジア等、8年に及ぶ旅の中で出会った”ZEN”に現代(ポストモダン)の可能性を感じ仏門を叩く。坐禅による己事究明を土台とし、ゴータマ・ブッダが気付いた法を、仏像彫刻表現として現代において問い直し、”現代のホトケの姿”を制作する。
今から2500年前、権威と儀式による伝統宗教や既存の社会制度への不信の中で生まれた仏教は、現代では伝統宗教となり儀式化・権威化、形骸化し、「仏像」も現世利益の偶像崇拝と化した。
そして近代から進む、肥大化した人間の自我意識(エゴ)による争いや苦しみの中、仏教・東洋の視点からの”現代(ポストモダン)の仏像”を制作する。仏像彫刻の歴史2000年の原始的表現や、仏教の根本思想、ゴータマ・ブッダの教えに立ち戻り、『ホトケ』の姿として表現する。

長谷川は、木や土を使って”ホトケを作る”のではなく、木や土、火や水そのものがホトケの姿だと見る。木々や陶器のねじれやくせや割れがそのままホトケの姿とし、また、人間一人一人の様々な姿や形や、心の傷やねじれも美しさとして制作する。
禅僧である氏は禅芸術の5つの特徴として・簡素・静寂・質素・自然・不完全 をあげ、人間ゴータマ・ブッダの原初的在り方である非権力、華美や虚飾、わざとらしさのない姿が禅芸術には色濃く現れていると説く。
雲水として各国の禅寺にて参禅修行を続け、ヨーロッパ各国禅寺にて仏像彫刻の伝導と指導を行い、仏教美術の紹介と発展に尽力する。

また”今円空”として仏像彫刻Liveパフォーマンスの実験彫刻を行い、仏像を音と動きの中で彫り出し、仏像彫刻の多角的な可能性を探る。
仏教を過去のものとしてではなく、今ここで生きる人々と共に在るものとして、制作を続ける。


略歴
長谷山 観音院 秘仏 難陀竜王像 雨宝童子像
東香山 大乗寺 白山妙理大権現  
光顕山 玉泉寺 阿弥陀如来坐像   
安江八幡 金澤水天宮 天之御中主神像

1983年, 静岡県生まれ。大工の父を持ち、幼少より木工を学ぶ。
2002年, 大学を自主退学、9.11~戦争直後のアフガニスタンへ赴く。その後、ヨーロッパ諸国、北アフリカを放浪。その後も南米、中東、アジア、日本国内への旅を続ける。8年に及ぶ旅の中で仏教や東洋思想に惹かれ、鈴木大拙の本と出会い、禅に現代的な可能性を見つける。
2010年, 禅仏教に自分の道を定め、出家を決める。曹洞宗眼蔵家・岸澤惟安禅師開山旭傳院の門を叩く。和尚より「出家僧侶の道ではなく、俗世の中にて仏道を生きる道」を説かれ、在家として坐禅を続け、旭傳院に鎮座する彫刻家・辻晉道の仏像を紹介された縁により、京仏師の流れを汲む仏師・福井照明氏に弟子入り。
2013年, 仏像彫刻の現代的表現と現代的参禅生活を求め、仏教哲学者鈴木大拙の故郷金沢へ移住する。曹洞宗、臨済宗、様々な寺へ参禅。
2014年より5年をかけ、チベット、ネパール、インド、シルクロード、タイやラオスなどの仏教遺跡を巡り、広く仏教美術、仏教思想を研究する。
2017年〜 国際植林NGO•IDGAの理事となり、モンゴル自治区ゴビ砂漠、アフリカエチオピア、日本国内での植樹、森林保全、緑化環境教育を行う。
2022年, 曹洞宗廣誓寺・巽亮光和尚の元で出家得度。
雲水として、スペインの禅寺Shorinji(照林寺) にてZen Master Barbara Kosenの元で参禅修行を始める。また、ヨーロッパへの仏像彫刻の伝導、指導と、仏教美術の紹介を始める。
陶芸家・中村康平氏に師事、土による作品制作を行う。

——— 現在も、雲水として世界各国の禅寺にて現地僧侶と共に仏道修行を行い、また、ヨーロッパへ仏像彫刻と仏教美術の文化と精神、技術の伝導と指導を通して、仏教、禅の普及を続ける。



現代の仏像を求めて 〜
紀元前6世紀、ゴータマ・ブッダの悟りによって仏教が始まり、紀元1世紀に西洋ヘレニズム文化との接触により仏像が生まれた。日本には6世紀に仏像と共に仏教が大陸より伝えられ、各時代や各国々の風土や文化によって多様な仏像が生まれてきました。
日本では近代19世紀になって初めて、中国漢語訳される以前のインド(サンスクリット語、パーリ語)経典が日本へ直接伝えられ、脱迷信、脱宗門を謳う近代新仏教が起こり、仏教の近代化と共に仏像の在り方が今現在も問われています。
世界仏像彫刻2000年、そして日本仏像彫刻1500年の歴史の中、定朝や運慶、先人達への無尽の敬愛の念を持ちながらも、この現代という時代に生きる仏師、また一人間として、「人間と自然」「差別と平等」「脱物質主義ー脱精神主義ー脱虚無主義」となる二元対立を超えた生命のはたらきを再自覚し、歴史の一歩を進める。

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