TAKUO HASEGAWA

仏師 / BUDDHA STATUE SCULPTOR

ZEN ✖︎ Buddha Statue Sculpting -
His artwork is carved out by one piece of wood and based on his understanding of Zen-buddhism, and through his woody work he explores the dynamic relationships between trees and water and life, and between this world and himself. He carves to draw nature beauty out of wood and express Buddha's teaching and compassion.

To carve Buddha means to study yourself.
To carve Buddha means to be selflessness.
To carve Buddha means to meet beauty of nature.
To meet beauty of nature means to be actualized beauty of yourself by the world.

Takuo Hasegawa

『ホトケ』 と 『ブッダ』  :
「ホト」 ー日本の古語。古事記や日本書紀にて、神々が産まれ出た所。
「ケ」 ー日本民俗文化の主要素「ハレ・ケ・ケガレ」の一。毛・気・褻と表記され、髪の毛、まつ毛、など「ケ」は自分の意思でなく自然と育成するもの、生命力の現れとしてみられてきた。
—— 総じて、『ホトケ』とは、生命が産まれ出る根源を指す。

6世紀、日本へ伝わった大乗仏教では、『ブッダ (サンスクリット語で「目覚めた人」の意)』は歴史上に現れた釈迦だけに限らず、無数の菩薩・如来たちが存在する。自分の救いだけではなく、誰もが救われる道を説く"一切衆生悉有仏性"の思想を受け、全ての生きとし生けるものが『ホトケ』と呼ばれる様になった。


仏師 / 禅僧 長谷川 琢士 :
現代仏教美術を牽引する仏師の一人であり禅僧。
木芯を込めた総一木彫、流れ仏を想わせる陶芸彫刻による仏像を製作する。
近代科学や哲学の上で生活をおくり、様々な学問や研究のお陰で原始仏典を誰もが読めるこの現代において、前近代的(神や仏への盲目的な信仰)ではなく、もう一度『仏像とはなんなのか』『仏とはなんなのか』『わたしとはなんなのか』をこの現代(ポストモダン)において問い直す。———
そして、いつの世もそうであったように、今ここで生きる人々と共に在るホトケの姿であることを願い制作を続ける。

ARTWORKS

MOVIE

BIOGRAPHY

TAKUO HASEGAWA

BUDDHA STATUE SCULPTOR / ZEN MONK

1983, Born in Shizuoka, Japan
2002, He is a college dropout and then left his native Japan to visit to Afghanistan and set out on a wandering journey in Europe and North Africa.
2005, Opened a backpackers hostel in Japan, and he continued a solitary journey extensively in South America and Africa, Middle East, Asia as well as his home country. During his extensive travels, he began to see that Oriental philosophy, which offers unity and harmony, could be of great value to often antagonistic and chaotically disparate cultures and value systems across the globe. In particular, he was drawn to Zen Buddhism.
2010, Began his apprenticeship in Japanese Traditional Buddhist sculptor Shomyo Fukui.
2013, Subsequently, his interest in D.T. Suzuki’s philosophy, and led him to Kanazawa where he currently resides. He attends the zazen (meditation) session, through which he endeavours to gain further insight into himself and into Zen Buddhism.
2014, Went on an expedition in Tibet, Silk Road, India, Nepal, and so on, to trace the source of Buddhism and buddhist art over 5 years.
2017, Became a member of directors of IDGA(International Desert's Green Association) ,teaching environmental education and planting trees at Gobi-Desert and Ethiopia, as well as Japan.
2022, Received ordination as a monk. He start to visit practicing zen and teaching Buddhist statue carving in European Zen temple.


He continues to travel to this day, drawing inspiration from various cultures, ideas and all living things, which are borne out of specific climates that are unique to each locality. Through his artwork, he endeavours to realise and express true diversity, harmony and the limitlessness of the world in which we live. His mission is to represent the innate freedom which all things share in common in physical forms of Buddhist sculpture, installation art, live Buddha sculpting performance and restoration of historical sculpture.
And now, He is to make efforts for the improvement of their skill and techniques, and the transmission of tradition to Europe.

長谷川琢士(はせがわたくお)

仏師 / 禅僧

現代仏教美術を牽引する仏師・禅僧。
10代より中東、南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジア等、8年に及ぶ旅の中で出会った”ZEN”に現代(ポストモダン)の可能性を感じ仏門を叩く。坐禅による己事究明を土台とし、ゴータマ・ブッダが気付いた法を、仏像彫刻表現として現代において問い直し、”現代のホトケの姿”を制作する。
今から2500年前、権威と儀式による伝統宗教や既存の社会制度への反発の中で生まれた仏教は、現代では伝統宗教となり儀式化・権威化、形骸化し、「仏像」も現世利益の偶像崇拝と化した。そして近代より進む肥大化した人間の自我意識による争いや搾取に対し、仏教や東洋の視点を学び、前近代的な盲目的な信仰による形式化された仏教美術を問い直す作品を制作する。釈迦の死後500年を経て生み出された仏像彫刻の原始表現や、仏教の根本思想や釈迦の教えに立ち戻り、『ホトケ』の姿として表現する。

氏は、木や土を使って”ホトケを作る”のではなく、木や土、火や水そのものがホトケの姿だとし、効率化社会では必要とされない節や割れやねじれやくせが強い木もそのままホトケの姿とし、また、人間も同じだとし、現代の人間一人一人の様々な姿や形や、心の傷やねじれもありのままのホトケの姿として表現する。
また、”今円空”として世界各地で仏像彫刻を実演し、各国の禅寺にて坐禅修行と仏像彫刻の技術と知識の伝導を行う。仏教を過去のものとしてではなく、今ここで生きる人々と共に在るものとして伝える活動を続ける。


略歴
長谷山 観音院 秘仏 難陀竜王像 雨宝童子像
東香山 大乗寺 白山妙理大権現  
光顕山 玉泉寺 阿弥陀如来坐像   

1983年, 静岡県生まれ。
2002年, 大学を自主退学し、9.11~戦争直後のアフガニスタンへ赴く。その後、ヨーロッパ諸国、北アフリカを放浪。その後も南米、中東、アジア、日本国内への旅を続ける。8年に及ぶ旅の中で仏教や東洋思想に惹かれ、鈴木大拙の本と出会い、禅に現代的な可能性を見つける。
2010年, 禅仏教に自分の道を定め、曹洞宗眼蔵家・岸澤惟安禅師開山旭傳院の門を叩く。旭傳院にて彫刻家・辻晉堂の仏像に出会い、師匠より「出家僧侶の道ではなく、俗世の中にて仏道を生きる道」を説かれ、京仏師の流れを汲む仏師・福井照明氏に弟子入りする。
2013年, 仏像彫刻の現代的表現と現代的参禅生活を求め、仏教哲学者鈴木大拙の故郷金沢へ移住し、独自の修行に入る。
2017年〜 国際植林NGOの理事となり、モンゴル自治区ゴビ砂漠、アフリカエチオピア、日本国内での植樹、森林保全、緑化環境教育を行う。
2022年, 曹洞宗廣誓寺・愚仙亮光和尚の元で出家得度する。
陶芸家・中村康平氏に師事し、土による仏像彫刻を始める。

——— 現在も、雲水として世界各国の禅寺にて現地僧侶と共に仏道修行を行い、また、ヨーロッパへ仏像彫刻の文化と精神、技術の指導・伝導を行う。



現代の仏像を求めて 〜
紀元前6世紀、ゴータマ・ブッダの悟りによって仏教が始まり、紀元1世紀に西洋ヘレニズム文化との接触により仏像が生まれた。日本には6世紀に仏像と共に仏教が大陸より伝えられ、各時代や各国々の風土や文化によって多様な仏像が生まれてきました。
日本では近代19世紀になって初めて、中国漢語訳される以前のインド(サンスクリット語、パーリ語)経典が日本へ直接伝えられ、脱迷信、脱宗門を謳う近代新仏教が起こり、仏教の近代化と共に仏像の在り方が今現在も問われています。
世界仏像彫刻2000年。そして日本仏像彫刻1500年の歴史の中、定朝や運慶、先人達への無尽の敬愛の念を持ちながらも、この現代という時代に生きる仏師、また一人間として、「人間と自然」「差別と格差」「脱物質主義ー脱精神主義ー脱虚無主義」となる二元対立を超えた生命のはたらきを再自覚し、歴史の一歩を進める。

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